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Gen7 Doubles OU ポケモン単体tier表【Showdown】

 

こんにちは、Irina Avalonです。

久々のShowdown記事となります。どうやら海外、特に中国の方にこのブログが認知されていたみたいで、「ブログ更新しないの?」と言われたので更新します。

やはり見てくれる人からの反応があるとモチベーションになりますね。0から2日で記事を仕上げました。

 

 

今回はShowdown Gen7 Doubles OU環境のポケモン単体考察をしようと思います。

いやお前、どの口が環境語ってんだよと感じるかもしれませんが、最高レートは1900以上



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対戦回数はメイン垢がこの回数

 

よく使うサブ垢がこのくらいの回数になります。

対戦回数が4000くらいあって、2年近くプレイしていればそろそろ環境を語ってもいいだろうということで、僭越ながら最上位プレーヤーの一人としてG7DOU環境を語らせていただきます。

 

 

そして、こちらの画像が今回私が作成したtier表になります。

 

 

どうでしょうか、中々皆さんと考えと違うような点も多くあると思います。

この表に乗っていないポケモンも数多く存在します。その中で一般的な、膨大な数のポケモンを私はD tierに置いています。この表にいないポケモンを弱いと言っているわけではありません。

私がこの表で特に重要視したのは

 

汎用性が高く、その中でも単体のパワーが高いと感じたポケモン

環境に影響を与えるレベルでゲームの勝敗を決めるポケモン

 

これらを重要視しています。

 

私が使い慣れているメガライボルト(Manectric-Mega)やブラックキュレム(Kyurem-Black)といったポケモンは結果こそ残していますが、汎用性が低いと考えています。これらのポケモンはD tierと考えていると思ってください。

 

ここではS~Aまでのポケモンを考察していきます。BやCまで考察するとかなりの労力が必要と考えたので……要望があれば書くかもしれません。

 

以下単体考察です。

 

 

S tier


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ガオガエン/Incineroar

 

最強のポケモンです。G7DOU環境において、ねこだまし(Fake Out)、いかく(Intimidate)

を採用する際これほど最適のポケモンは他にいないでしょう。

ピンチベリー(Figy Berry)を持ったガオガエンは硬く、それでいて攻撃的で、とんぼがえり(U-turn)を使用してねこだまし(Fake Out)といかく(Intimidate)を使いまわす動きが強力です。ミロカロス(Milotic)の採用をしない限り、どのプレイヤーも厄介なポケモンという印象が強いでしょう。

アイテムについては、何を待たせるのが一番強いでしょうか?9割のプレイヤーはピンチベリー(Figy Berry)と答えるでしょう。私もそう思います。

ミラーマッチにおいて、はたきおとす(Knock Off)をお互いに使う場面を頻繁に見かけますが、それはお互いにピンチベリー(Figy Berry)を発動させることが最も厄介だと理解しているからです。ガオガエンの処理を速やかに済ませることが勝利に近く、長く生き残らせることが敗北に繋がると感じる上位プレイヤーは多いはずです。

 

専用Z技(Incinium Z)は使ったことがあるでしょうか?私は一度だけ使ったことがあります。ドータクン(Bronzong)に手を焼いていた時に苦肉の策として採用したことがありましたが、期待していた効果を得ることができませんでした。

そもそもはたきおとす(Knock Off)という技が強力で、私は悪タイプ(Dark type)の技をいくつか試したことがあり、はたきおとす(Knock Off)、DDラリアット(Darkest Lariat)、バークアウト(Snarl)を使いましたが、はたきおとす(Knock Off)が一番強いと思います。アイテムを不使用にさせる唯一性が強く、ガオガエンに限らず多くのピンチベリーを使えなくさせました。技に恵まれていることもガオガエンの強みの一つです。

 

高耐久、かつ優秀なタイプでチームの弱点を克服する汎用性の高いことがこのポケモンの最強たる理由でしょう。

 

 

A+ tier

 

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トゲデマル/Togedemaru

 

このポケモンをA+に置くことを多くのプレイヤーは疑問に思うかもしれませんが、これは私からの推薦状です。もちろんLv.100のトゲデマルを指して言っているのではありません、Lv.1のトゲデマルを指しています。

Lv.1といえばがむしゃら(Endeavor)+かいがらのすず(Shell Bell)を用いた戦術で、ダブルではこれを隣のポケモンと組み合わせることでeasy winを狙うチームが度々組まれていました。(古典にはレパルダス(Liepard)+ココドラ(Aron)というチームも存在します)

Lv.1を採用したチームはG7DOU環境にも存在し、最上位プレイヤーが使用しています。このチームはとても芸術的で、暴力的で、不確定で、そしてG7DOUの歴史において私が最も苦手とするチームでもあります。

トゲデマルドータクン(Bronzong)+カプ・テテフ(Tapu Lele)+他三匹を採用したチームでがむしゃら(Endeavor)やZトリックルーム(Z-Trick Room)で命中率を上げたさいみんじゅつ(Hypnosis)を用いるeasy win構築となります。

4vs4ルールのUSUMの頃からトゲデマルツンデツンデ(Stakataka)を採用した構築は有名で、Lv.1の存在は知っていました。しかしZトリックルーム(Z-Trick Room)とさいみんじゅつ(Hypnosis)とはあまり対戦経験がなく、一方的に攻撃を通すことのできるギミックは未だに頭を悩ませます。

6vs6というルール自体もチームの強さの一つだと思っていて、このチームではトゲデマルドータクン(Bronzong)+カプ・テテフ(Tapu Lele)がギミック、他の3つの枠で火力を取ることができます。4vs4ではどうしても二度目のトリックルーム(Trick Room)の再展開やギミック対策に対して脆さが目立ちましたが、6vs6という全てのポケモンを選出するルールで二つの戦い方を両立できることが強みだと思っています。

トゲデマルの持つ4つの技全てが恵まれていて、ねこだまし(Fake Out)、がむしゃら(Endeavor)、ニードルガード(Spiky Shield)、アンコール(Encore)のこれら全てが強く、がむしゃら(Endeavor)以外にも立ち回りがあることが非常に厄介だと感じます。

 

チームではカプ・テテフ(Tapu Lele)のサイドチェンジ(Ally Switch)+だっしゅつボタン(Eject Button)が厄介であったり、バンギラス(Tyranitar)の特性がきんちょうかん(Unnerve)であったりと細かなテクニックが存在しますが、ここは単体考察なので省きます。

私はこのポケモン、あるいは構築が嫌いです。とあるゲームのスティーブ(Steve)禁止運動のように禁止にしろ!とは言いません。(過去に何故かイーブイZ(Eevee-Z)が禁止されたことはありますが)

しかしこのチームが複数のサブアカウントからマッチングすることが非常に気に食わず、人口減少と同列にレーティングのデフレーションを引き起こした原因だと考えます。(この意見に私が超高レーティングを記録できていない個人的な理由があることを否定しません)

 

 

 


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カプ・テテフ/Tapu Lele

 

Lv.1トゲデマル(Togedemaru)の評価に多少巻き込まれていると個人的には思うのですが、性能に関しては強いことをしているのでこのランクで問題ないでしょう。

このポケモンの強さはなんといってもサイコフィールド(Psychic Terrain)の展開と自身のとくこう(Sp.Atk.)の高さです。

サイコフィールド(Psychic Terrain)はねこだまし(Fake Out)を始めとした優先度が高い技を無効化するのはもちろん、メインウェポンであるエスパータイプ(Psychic-type)のダメージを1.5倍にすることが強く、とくこう(Sp.Atk.)種族値130からのサイコキネシスは耐久が並程度ポケモンを弱点を突かずとも倒します。

メガメタグロス(Metagross-Mega)と組み合わせることが最も一般的です。USUMの頃からメジャーであったスタンダードチームで、メガメタグロス(Metagross-Mega)のしねんのずつき(Zen Headbutt)をさらに強化します。(私は直近これを7回中5回外しましたが)

しかし、裏を返せばUSUMの頃から変わらないチームでもありますね。せっかくの6vs6を活かせていないようにも感じますが、これは個人的な好みでしょう。

メガメタグロス(Metagross-Mega)を中心としたチームを組まずとも汎用性が高く、KennyOmeg@はメガリザードンY(Charizard-Mega-Y)のスタンダートチームに採用していましたね。単体として強いと考えられている証です。

このポケモンは持ち物もプレイヤーそれぞれ特色があり、こだわりスカーフ(Choice Scarf)、エスパーZ(Psychium-Z)、格闘Z(Fightnium-Z)、だっしゅつボタン(Eject Button)等様々です。どれが一番強いとはあまり思わず、チームの役割において異なると感じました。特に格闘Z(Fightnium-Z)はガオガエン(Incineroar)に対して強力な一撃であると共に、D7DOU環境において不足している格闘タイプ(Fight-type)の打点となるので、使われる側としては最も警戒しています。

 

個人的にはもう一つ下のtierでもいいと思うのですが、他のプレイヤーはそう考えないだろうという客観視の元このランクに置きました。

 

 

 


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カプ・レヒレ/Tapu Fini

 

個人的にはカプ・テテフ(Tapu Lele)よりも強いと思っています。何故なら私自身がこのポケモンを使って結果を残しているからですね。1900到達時も、今現在使っているチームでもこのポケモンを採用しています。

私はG7DOU環境において耐久の高いポケモンが強いと考えていて、カプ(Tapu)と呼ばれるポケモンの中では最も耐久が高いです。

ミストフィールド(Misty Terrain)は技の威力こそ上げませんが状態異常無効は煩わしい毒(Poison)、麻痺(Paralyze)、火傷(Burn)、混乱(Confuse)を確実に無効化します。

意外と知らない人がいると感じているのですが、ミストフィールド(Misty Terrain)はドラゴンタイプ(Dragon-type)の技の威力を半減します。度々見かけるようになったジャラランガ(Kommo-o)のスケイルノイズZ(Clanging Scales-Z)のダメージを半減させるプレイングを私はよくします。カプ・レヒレがそのままジャラランガ(Kommo-o)への圧力になるのも素晴らしいですね。どくづき(Poison Jab)さえなければ基本向こうからの打点が無いのも、相手にとっては窮屈です。

持ちものに関してはピンチベリー(Wiki Berry)が最も一般的でしょうか。次いでたべのこし(Leftovers)、私は水Z(Waterium Z)も使ったことがあります。

私のように水Z(Waterium Z)を使うプレイヤーがいたり、USUMでメジャーであっためいそう(Calm Mind)を使う型、DRGpokeはいやしのはどう(Heal Pulse)を使用していますね。めいそう(Calm Mind)を使うのは最近強くないなと感じていますが、相手にするときはどの型もありえると考えながら対面しています。

特別高火力を出すポケモンではなく、爆発力もないのですが、ガオガエン(Incineroar)に対してタイプがどちらも有利であることが、一番の強さの理由かもしれません。

 

 

A tier

 

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ドータクン/Bronzong

 

このポケモントゲデマル(Togedemaru)の評価同様に疑問を持つプレイヤーがいるかもしれませんが、私はこのランクで適正だと思っています。

Zトリックルーム(Z-Trick Room)+さいみんじゅつ(Hypnosis)はトリックルーム(Trick Room)の始動にとても適していると感じています。

そもそもZトリックルーム(Z-Trick Room)という行動が強く、ちょうはつ(Taunt)やアンコール(Encore)といったトリックルーム(Trick Room)の天敵を無効化します。さすがにほえる等(Roar、Whirlwind)は無効化しませんが、これらを採用したポケモン、チームというのは弱いのでレーティングが伸びません。

弱点を克服するZトリックルーム(Z-Trick Room)で命中率を上げた後一番強い技は何か?そう、さいみんじゅつ(Hypnosis)です。命中率はそれでも低いとはいえ、当たれば莫大なアドバンテージを得ることができます。これで確定命中だったら画面叩き割っていますからね、過去にも今にも。

いわなだれ(Rock Slide)が確定命中するのもありがたく、これも相手を行動不能にさせることができ、トゲデマル(Togedemaru)を隣に置けば威力の低さも気になりません。とても厄介です。

ドータクンの特性に関して、実はふゆう(Levitate)よりたいねつ(Heatproof)のほうが適正がある説があります。理由はフィールド(Terrain)の恩恵を受けるからです。不用心にねこだまし(Fake Out)を使ったらカプ・テテフ(Tapu Lele)に無効化され、だっしゅつボタン(Eject Button)が発動しLv.1トゲデマル(Togedemaru)が出てきて2ターン目には負けの状況が作られていた(この時、サイコフィールド(Psychic Terrain)が発動しているのでLv.1トゲデマル(Togedemaru)に対する先制技は無効化されます)……と考えると恐ろしいですね。ある意味、カードゲームのコンボデッキのような芸術性を感じます。

汎用性は高くないと思いますが、将来性はあると思います。何より、ゲームの勝敗を決める力がこのポケモンにはあると思うので、今後、このポケモンの評価を皆さんはどう決めるでしょうか。楽しみです。

 

 

 

 

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エルフーン/Whimsicott

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テラキオン/Terrakion

 

単体考察と書いているのに2匹同時に考察することは詐欺でしょうか(笑)

エルフーンが最高のふくろだたき(Beat Up)の始動要員であり、せいぎのこころ(Justified)所持者で最も強いのはテラキオンだということは、私と皆さんの共通認識でしょう。

テラキオンに関しては何も言うことはありません。こうげき(Attack)+6からのいわなだれ(Rock Slide)、弱い要素がありません。ルールが6vs6になったことで、従来のVGCルールよりも火力が高いのは純粋な強化です。

エルフーンに関しては器用な動きができますね。おいかぜ(Tailwind)、アンコール(Encore)等これも従来通りの厄介さです。

上位帯で言えばしぜんのちから(Nature Power)採用型が存在します。しぜんのちから(Nature Power)といえば、VGC2017世界王者バルドル(barudoru)氏のエルフーンが日本人として印象が強いですが、しっかりと現代でも通用します。

これも6vs6ルールの恩恵を受けていて、全てのポケモンを選出できるので、フィールド(Terrain)持ちを2匹採用すれば実質6つの技を使い分けることができます。カプ・レヒレ(Tapu Fini)を採用すればムーンブラスト(Moonblast)が、カプ・ブルル(Tapu Bulu)を採用すればエナジーボール(Energy Ball)がそれぞれタイプ一致で使うことができます。

特にエナジーボール(Energy Ball)はグラスフィールド(Grassy Terrain)の威力上昇の恩恵を受けるので想像以上の火力を出すことができます。

ムーンブラスト(Moonblast)は威力上昇の恩恵こそ受けないものの、ジャラランガ(Kommo-o)のみがわり(Substitute)を使われる前に倒せることが強いです。フェアリータイプ(Fairy-type)が3匹いる時点で相当ジャラランガ(Kommo-o)に圧力がかかっていることは事実ですが(フェアリータイプ(Fairy-type)2匹でスケイルノイズZ(Clanging Scales-Z)を無効化すると、能力上昇が発動しない)

エルフーンはどの世代でも厄介なポケモンの1匹です。メガゲンガー(Genger-Mega)が存在しないだけマシなのでしょうが。

 

 

 


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ランドロス/Landorus-Therian

 

ランドロスがこのランクにいることを疑問に思うかもしれません。多くの人がS tierに置くポケモンの1匹だと思います。

まずは私が思う弱い点は、6vs6ルールになったことにより、相対的にいわなだれ(Rock Slide)の行動不能が負けに繋がりにくくなったと思います。4vs4では確実に出てこないポケモンがいたり、ランドロスがいることで確実に出てくるポケモンがいたりしましたが、6vs6では必ず全てのポケモンを使うようになり、いかく(Intimidate)を合わせる機会が多くなりました。

そして何よりミロカロス(Milotic)の存在が大きいです。数こそ多くはありませんが、ミロカロス(Milotic)はチームにいれば必ず出てきますし、こちらもランドロスを必ず出さなければなりません。6vs6になったことで強くなったポケモン(前述したテラキオン(Terrakion)、雨チーム(rain team)など)が存在する中で、ランドロスはルールの影響で弱くなったポケモンだと考えます。

しかし、その中でランドロスは別の戦い方を見つけました。ステルスロック(Stealth Rock)です。4vs4の時は採用はもちろん、環境に存在していませんでした。今までダブル環境にステルスロック(Stealth Rock)が存在したことがなく、この技を使うプレイヤーに負けるわけないと考えていたG7DOUを始めたばかりの私は、DRGpokeに出会いその印象を改めることとなりました。彼がいなければ、私は最上位プレイヤーではなかったと思いますし、今ここでこうして記事を書いていないでしょう。

ステルスロック(Stealth Rock)を使うポケモンは数多く存在しますが、その中でも汎用性が高く、とんぼがえり(U-turn)を使える点が素晴らしいです。

G7DOU環境でランドロスは攻撃的にならず、何度も交替して使いまわすことが一番強いと思っています。

 

 

 

 

ジャラランガ/Kommo-o

 

このポケモンは専用Z技(Z-move)が強く全ての攻撃をしながら全ての能力値を上昇させることができます。

能力上昇後もとくこう(Sp.Atk.)を+1の状態から高火力全体技のスケイルノイズ(Clanging Scales)を連発できることが強いですね。

元々このポケモンを使っていた時期はあったのですが、最近は使われる側になりました。特に最近のジャラランガはみがわり(Substitute)を採用している型が多く、処理ルートが細いので非常に厄介です。G7DOU環境で私が使い始めた最初の型だったので、私が先駆者なのでしょうか(違うかもしれませんが)。だとしたら厄介なものを生みだしてしまいましたね。

このポケモンスケイルノイズZ(Clanging Scales-Z)は強いのですが、逆に言えば無効化されてしまうととてつもなく弱いです。まずフェアリータイプ(Fairy-type)を2匹使われると無効化される可能性があります。上位にはフェアリータイプ(Fairy-type)3匹を使うプレイヤーもいます(前述したエルフーン。そしてなんとフェアリータイプ(Fairy-type)6匹もごく稀に存在します。レートを勝ち続けないといけない身としては安定感に欠ける点もありました。

だとしてもスケイルノイズZ(Clanging Scales-Z)を通した時の強さはゲームを決める力があると思っていて、このランクにしました。相手にすると中々に厄介ですが、使っていたからこそわかる弱点も時々あるので、まだ対策のできる範囲だと思います。

プレイングの練習になるポケモンですので、多くの人に使ってほしいポケモンだと考えています。

 

 



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テッカグヤ/Celesteela

 

私が1900到達時に使用していたポケモンの内の1匹で非常に思い入れのあるポケモンです。

このポケモンの強さは何と言っても耐久性能でしょうか。恵まれたタイプと種族値を持ち、やどりぎのタネ(Leech Seed)を使用した耐久戦法が厄介です。特にステルスロック(Stealth Rock)との相性が良く、交替をさせてもさせなくてもアドバンテージを得る立ち回りは1900達成に大きく貢献しました。

ヘビーボンバーという技も非常に強力です。こうげき(Attack)に数値を振り分けずとも、カプ・テテフ(Tapu Lele)程度の耐久で弱点を突ければ一撃で倒すことができます。999.9kgという重さはどうやら200kg未満のポケモン相手に120の威力を出すことができるらしく、並程度の耐久でも2~3割ほど削れます。そこからさらにやどりぎのタネ(Leech Seed)による回復とダメージが入るので、火力と耐久を両立するポケモンだと思います。

数こそ多くありませんが、攻撃的なテッカグヤも一定数存在します。エアスラッシュ(Air Slash)、ラスターカノン(Flash Cannon)、かえんほうしゃ(Flamethrower)、ギガドレイン(Giga Drain)と特殊(Sp.Atk.)技の範囲が広く、特性ビーストブースト(Beast Boost)で

とくこう(Sp.Atk.)を上げることもできますね。耐久型も同様に耐久に関する能力をあげることができます。特性が全てのポケモンの中でも強いのもテッカグヤの強みでしょう。

人によって使う技も、役割も違うことが多様性があっていいと思います。こういう単純に強いと言えるポケモンであれば、プレイングでどうにでもなるので大歓迎なんですけどね。

 

 

 


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カプ・コケコ/Tapu Koko

 

天上天下唯我独尊一撃抜刀雑・コケコです。このポケモンはとにかく早く、Z技(Z-move)が強いポケモンです。

並程度の耐久であれば電気Z(Gigavolt Havoc)で一撃で倒すことができます。特にメガメタグロス(Metagross-Mega)をこのポケモンで多く処理していました。ボルトチェンジ(Volt Switch)はステルスロック(Stealth Rock)との相性が良く、私が初めてレート1位到達時にはカプ・コケコを採用していました。とんぼがえり(U-turn)3匹、ボルトチェンジ(Volt Switch)1匹の交替戦に特化したチームでしたね。

このポケモンもカプ(Tapu)という名称通りにフィールド(Terrain)を展開することができます。

エレキフィールド(Electric Terrain)が睡眠(Sleep)無効を付けたのは、ゲームフリークが睡眠をかなり重く見た可能性があります。

さて、時はGen6のORAS、Gen7では使用率の下がったとあるポケモンがとある技を使っていました。Gen6ではどんなことがあったでしょう?

そう、ドーブル(Smeargle)がダークホール(Dark Void)を使えた時代です。Gen7ではダークホール(Dark Void)の使用ができなくなったものの、今後ポケモンというコンテンツが続いていく中で歯止めは前もって作っておいたほうがいいという判断でしょうか。フィールド(Terrain)が登場してからラムのみ(Lum Berry)というアイテムも随分と懐かしいものになってしまいました。

技、持ち物に関してはそれほど多様性は無いように思えます。きあいのタスキ(Focus Sash)か、電気Z(Electrium Z)くらいでしょうか。技に関しても、エレキネット(Electroweb)の採用を時々見るくらいで、まもる(Protect)、10万ボルト(Thunderbolt)、マジカルシャイン(Dazzling Gleam)、ボルトチェンジ(Volt Switch)が基本の構成になると思います。雨チームであればかみなり(Thunder)の採用になるかもしれませんが。

メガジュカイン(Sceptile-Mega)のチームであればほうでん(Discharge)の採用になりますね。こちらはメガジュカイン(Sceptile-Mega)よりも速い動きを求められるので、こだわりスカーフ(Choice Scarf)を持っていることが多いです。汎用性よりも、特定のチームで輝くポケモンでもあります。

最近は確かに、メガジュカイン(Sceptile-Mega)のチームには手を焼いていますね。偶に負けます。また汎用枠として輝くカプ・コケコも見たいので、皆さんの構築力に期待します。

 

 

 

 

今回の記事はここまでとなります。もう次の世代(Gen9)も迫っていて、showdounのレートが存続するかもわかりませんが、何か、特異なルールで遊んでいたプレーヤーもいたのだという証として残します。

 

既存プレイヤーには導に、新しい時代には碑文として。

 

そういう記事になればと思います。

 

 

それでは、今回はここまで。ノシノシ