お久しぶりです。@すぷりんぐです。
やったー!久々の単体記事ですよ!
モチベと勢いとなんとか噛み合って年は越しましたが、書ききることができました。
相変わらずの言い回しと内容とですが公開できる内容のものだと思いますので、是非とも最後まで閲覧お願いします。
今回のタイトルは『すみれ』(ねこねこソフト)です。
社会人にはぶっ差さり、思うとこ感じることを書いていきます。
以下感想。
Sleeping pretend
「やっぱ”あっち”はキツかった? 馴染めなかった?」
「……うん」
「ま、しょうがないかもね。貴方、不器用みたいだし」
「…………」
何故か、不器用という言葉が、勘に触った。
腹が立った。
なにも知らないお姉さんに、そんな一言で片づけて欲しくない。
わたしだって本当は……
「そう。ここで怒らないとね」
「えっ……」
「腹が立ったら怒る、哀しかったら泣く、嬉しかったら笑う……」
「それだけよ、簡単でしょ?」
すみれ あかり
みなさん、寝たふりしてますか?(唐突)
僕はしてます。あまり自分語りしすぎるのもよくありませんが、してます。
僕も社会人になって愛想笑いだとか、必要になるから身についた最低限のコミュニケーションだとか、色々共感できるところがこのゲームにはありました。
まあでも、それとはあまり関係ないところで寝たふりをしていたというか……プレイ終了から少し時間を置いてそれが見えてきました。
嫌なことはやっぱり見たくない、聞きたくないんですよ。僕も今嫌なことがあって、それを遠ざけています。
知ってはいる、気が付いているけど、知らないフリ......十分な寝たふりではありませんか?
嫌なことがあって、でも駄々をこねてもどうにかなる訳じゃないし、忙しいし。
だから考えないようにして、頭の隅に追いやって。それを続けていると、段々と感情の浮き沈みがなくなっていくんですよね。いや、正確には沈むときはとことん沈むんですけど、浮きあがれなくなる。段々と嬉しいとか楽しいとか、そういうものが小さな日常から見つけることができなくなる。
引用のあかりの言葉にはちょっとドキッとするものがありました。感情を出す。死んでゆく感情を蘇らせる。するとどうなるか?
誰かが反応してくれる。自分じゃない誰かが。
他人と、社会と
「ひっそりと一人で生きたいの……」
「ね、寝たふりして……目を閉じて、何が悪いのよ……」
「やめておけ……悪いことは言わない」
「うぅ……お、起きてたって、辛いだけじゃない……」
「ぼっちでも、良いでしょ……誰にも迷惑かけてないんだから……」
「うぅ、わ、わたしは、皆んなみたいに、強い人じゃないのよっ」
すみれ 健ちゃん
人は一人では生きていけないという言葉が理解できたのは割と最近かもしれません。
大まかな括りで言えば、自給自足なんて経験したことないし、今住んでる立派な建物も一人では建てることができません。
なにも言葉そのままの意味を取らなくて、精神的な意味、『独り』では生きていけないと捉えても同じことだと思います。
独りでは生きていけない、誰かに認められなければ(言葉そのままの意味、認識されるという意味でも)生きていけないと思う。
誰一人、僕だって例外ではないのでしょう。このブログだって、エロゲの中で為になること、響く言葉を見つけて哲学したいのならば紙にでも留めておけばいい。
でも画面の向こうに誰かがいて、他人の言葉を解釈して、それを自分の言葉で他の誰かに何かを伝えたいと思ったからこのブログを続けているわけで、所謂”承認欲求”が原動力なのでしょう。
しかし、何年もネットに触れて、限界を知って、いよいよネット上での承認欲求に頼れなくなった僕はどこへ行くのだろう。
仕事のために上陸した北の地、同期はなく、あるのは上下関係だけ。家族とは距離を置き、気軽に話せるのはギリギリのところで連絡がとれるごくごくごくわずかな友人だけ。
北へむかえばいいよ、つまんないぜ。北へ行きすぎなんだ馬鹿野郎。
僅かな人間関係しか築けなかったのに、新しい人間関係を簡単に築けるはずもなく……流されてゆく僕はどこへ行くのだろう……
手を伸ばせる距離に誰かがいて、会いに行ける距離に友人がいて、無くした後に気づくものがありすぎますね。
だから、僕の経験と立場から見ても独りになっていいことはありませんよ。オタクならとくに。
同族を嫌っても、異性を嫌っても、人間を嫌って……捻くれても結局僕は他人を諦めることができませんでした。
孤独なら手を伸ばしてくれる誰かが。自分から誰かに手を差し伸べる勇気が。
すみれというゲームはフィクションで、綺麗ごとかもしれないけどそれはやっぱり正しくて。暗闇から見える光はどんなに小さくても尊いものだから。
僕もあなたも、嫌いな”人間”を、”他人”を認めてみませんか?
眠りについて一人きり 寂しいなんて言えずに
もう巻き戻すことはできない
過去はこの胸の中 ずっと
君が笑ってくれたなら これで本当によかった
でも書き換えることはできない 後悔を抱いている
私は眠りにつく
色々書きましたが、最後はエロゲとして(?)の感想を。
好きな女の子は雛姫です。かわいい。
ちっぱい教としてはすみれも悪くないんですけど、話の中でかわいくなっていく雛姫に軍杯が上がりました。
寂しくて男の家にホイホイ上がる雛姫も水着を披露する雛姫も好きです。かわいい。
ピンクのテンションもいいけど陰鬱な雛姫をもっと出してもいいのよ……うふふ。
それでは今回はここまで。ノシノシ