@すぷりんぐの感想

エロゲ 感想

【PSvita】WHITE ALBUM2 幸せの向こう側 軽感想

 

 どうも、@すぷりんぐです。ついに手を出してしまった名作、そしてお手頃価格で手を出したが最後。噂通りの作品でした。

 

 

 

 

 

 このゲームをブログで取り上げると考えた時に書く文章について下手なことは書けないなあと。それほどまでにこの作品のクオリティというのは素晴らしいし、この作品に魅了されたファンがどれほどの熱意を持っているか全てではないにしろ感じ取っています。

 不特定な人の目に触れる以上、この記事は僕自身がどう感じて、何が面白かったかを書き留めるだけと念を押して書かなければなりません。『考察』ではなく『感想』というものは本来そういうものなんでしょうけど。

 

 

 

 

 

 

 WHITE ALBUM2をプレイした思った感想は今までのどのギャルゲーよりも面白かったというのが正直なところです。

 何が面白かったって文章が丁寧で、CGや音楽と合わせた演出がこの作品をプレイしていて楽しめた点です。主にこれは僕の中ではCCのことを指していて、このWHITE ALBUM2で一番好きなシーンはこのCCの中にあります。


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 それは千晶√のこのシーン。プレイして間もない自分はCG一つで鳥肌が立つくらいこのシーンが好きです。文章とCGが上手く噛み合っているというか、ズルいなぁ(笑)と思いながらこの千晶√を終えました。

 


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 小春√をCCの中で一番初めにプレイしたのでここも好きなシーンの一つです。小春は個人的に結構好きなキャラクターなんですが、小春√の小春は一番報われないというか……やはり個別√入らないほうが幸せなんじゃないかって感じてしまいます。そこもある意味CCヒロインのコンセプト通りではあるのですが……

 

 CCを終えた時点でどのヒロインも好きになることができました。千晶は一番印象に残ったシナリオであり、小春は好きなキャラとして、麻理さんはなんと言ってもかわいい。そして雪菜は無敵の強さですね。かずさ雪菜の本筋2人のどちらを選ぶ?と問われれば雪菜一択ですね(笑) 見た目はかずさ(特に眼鏡立ち絵)なんですが、シナリオ補正で雪菜です。なんだかんだで一番の苦労人だと思ってるので報われてほしいし、報われてくれて本当に嬉しいです。僕自身このWHITE ALBUM2は小木曽雪菜の物語だと感じているのも一つの理由です。

 

 

 

 

 一番語るべきというか、触れたくないけど触れないといけないのはcodaという最終章。

 僕はかずさ√が最後でした。良くも悪くも、いや悪いんですけど……『あおかな』で莉佳√を最後にプレイして後悔したので、雪菜を最後にするのは縁起悪いかなと思ったらまた間違えました。もう大図書館の羊飼いプレイてきないねぇ。

 

 何よりもかずさ√では『全てを捨ててでもかずさを選ぶ』という√なんですが、まさか言葉の通り全てだとは思いませんでした……一応浮気エンドではかずさが最後押し返すので全てを失わずに済んでいるのですが、もうこっちが浮気エンドなんじゃないかな。

 小木曽家の家族裁判はもちろんのこと、春希と武也の決別、そして雪菜と朋まで決別するとは思いませんでした。

 春希とかずさ以外のキャラクターが軒並み株がを上げている中で、最後の最後で持っていったのが小木曽雪菜という女。かずさ√の最後のCGはこのゲームで一番好きなCGです。未練タラタラなのにカッコよすぎでしょ、あのCG……そしてかずさ√なのに最後のCGが雪菜って……一体誰の√なんですかね。

 

 どこかのブログかTwitterでふと目にした感想と同じように、ハッピーエンドの物語として読むなら、雪菜√。このWHITE ALBUM2の面白さを求めるならかずさ√というのが納得のできる結論でした。

 今回の感想は短く終わりますが、一度プレイしただけでは何が良いとか、理論を立てて魅力を伝えきれない名作であるのは事実です。でも2周目プレイしたくないよねぇ……雪菜√ならともかくかずさ√は特に。

 でも人に勧めたい作品だと思いました。地獄のようなシナリオを共有したいのが本音で。

これ以上のゲームを求めるなら、素晴らしき日々とか、サクラノ詩とかに手を出すしか無いのかなあ。カタハネとかこの青空に約束をとか積んであるので好き嫌いで評価するならそれぞれ良いところを見つけて満足できるんですけど、様々な切り口のあるゲームの完成度として評価するなら、このWHITE ALBUM2は間違いなく飛び抜けているところがあるので……

 

 何はともあれ面白いゲームであったことは事実、歴史に名を刻むゲームであることも事実です。非常に満足のできたゲームでした。次は多分カタハネやります。今度こそハートフルに穏やか〜にゲームをプレイしたいですね!

 

 それではまた次の記事でお会いしましょう。ノシノシ