@すぷりんぐの感想

エロゲ 感想

【ダブル】ゴリ押しGOIN'!!! 雨クチート【S14 最終レート1922】



ぼく「雨グロス勝てないンゴ……マリルリ重いギルガルド辛いナットレイ勝てない。雨+鋼の技範囲を有効に使える構築なんてあるわけ……」


???『その妄想、叶います』


ぼく「ファッ!?」








どうもみなさんこんにちは。みやながです。
タイトルにも書いてあるように、メガメタグロス構築に行き詰まった結果、たどり着いたのがメガクチート軸雨パ。通称雨クチートです。

雨+鋼メガ枠の技範囲は優秀で、雨が相手できないニンフィアをメガメタグロスでカバーしようと最初は構築を組んでいました。
しかし、実際レートに潜ってみるとマリルリが予想以上に多かったり、メガメタグロスが一切ギルガルドに打点を持たないこと。さらに強引に霊獣トルネロスを採用したことにより、思っていたよりもレートが伸び悩む状態が続きました。
そこで改めて構築を見直すことになり、雨としてのベースは残しつつ、メガメタグロス軸で得た課題を克服する形でメガクチート軸の雨パが出来上がりました。

実際に使っていて楽しかったですし、動き方がダイナミックなパワーあふれる構築に仕上がりました。
自分でも素晴らしい構築を組んだと思います。
それでは、構築紹介と単体考察へと移っていきたいと思います。








f:id:garukaneland:20160314214311j:image

ニョロトノ@オボンのみ
キングドラ@いのちのたま
ランドロス@こだわりハチマキ
サンダー@こだわりメガネ
モロバレル@メンタルハーブ










f:id:garukaneland:20160314214643j:image
ニョロトノ@オボンのみ
図太い H204 B228 C4 D60 S12
[191-×-136-111-128-92]
まもる/ねっとう/れいとうビーム/てだすけ


普通のオボンニョロトノです。
雨パのニョロトノはHBベースのオボンかCSのスカーフしか無いと思っています。
ニョロトノは雨パにはいなくてはならない存在。この構築では雨エースであるキングドラを出さない時でも単体として選出することが多々ありました。
メガクチートへの炎技の威力を弱めるために選出したり、ニンフドランという並びでキングドラが出しにくい時でも、自身がヒードランへの水打点になることが目的だったからです。
選出率は高かったですし、ニョロトノ自体には文句はありませんが、努力値の配分と技構成に少し見直しと選択が必要だと思いました。
このCに4だけ振った状態だと、メガボーマンダに対して『れいとうビーム』で確定で落とすことができません。加えて、ギルガルドに対して『ねっとう』を盾時に1回、剣時に1回当てても火傷を引かなければ落とすことができない場合が多かったです。努力値はそのままで、性格だけ控えめにしてもいいかもしれません。
もう一つは『てだすけ』の枠。ここは『ほろびのうた』にするという選択肢があります。
この技があるだけで『ちいさくなる』を軸としたPTの対策ができるので、採用を考えましたが、後述のキングドラの事を考えるとどうしても『てだすけ』を外すことができません。結果的に『てだすけ』で良かったのですが、もし自分がキングドラではなくルンパッパを使っていたとしたら、この枠は『ほろびのうた』になっていたと思います。





f:id:garukaneland:20160314220214j:image
キングドラ@いのちのたま
特性 すいすい
控えめ H68 B84 C252 D4 S100
[159-×-126-161-116-118]
備考
手助け珠龍星群でH4振りメガガルーラ(181-120)が確定1発(106.6%〜126.0%)
Sライン→準速スカーフランドロス抜き


今回は雨エースとしてキングドラを採用しました。理由としては、元々メガメタグロスを入れていた構築でもモロバレルが入っていたので、タイプが被るルンパッパの採用はしたくない。消去法でキングドラを採用することに。この選択も正解でした。
なぜならニョロトノの『てだすけ』と組み合わせることにより、『りゅうせいぐん』で耐久に振っていないメガガルーラを落とすことができたり、このPTで処理しにくいトリトドンへの大きな打点となったことが大きかったからです。
メガクチートが強すぎてキングドラの選出は少なめになりましたが、選出した際にはきちんと仕事をしてくれましたし、『だくりゅう』の命中率もそこまで気になるほどではありませんでした。
やはり雨パはキングドラです。雨=通りの良い高火力という印象を体現していると思います。
フェアリーの出現や特殊技の威力低下など動きにくくはなりましたが……




f:id:garukaneland:20160314221858j:image
特性 いかく→ちからもち
意地っ張り H172 A188 B12 D20 S116
メガ前
[147-141-107-×-78-85]
メガ後
「147-163-147-×-118-85」
備考
A+2手助け不意打ちでH252ヒードラン(198-126)が確定1発(117.7%〜138.9%)
Sライン→ニンフィアを抜くために信頼している数値


今回の構築で一番強かったポケモン。『つるぎのまい』からの爆発力は半端ではありません。
探してみても『つるぎのまい』を採用したダブルの構築は目立つほど見つからず、メジャーでは無いのかほとんど警戒はされなかったです。
メガクチートというポケモンは対面で威嚇さえ入れてしまえば、メガガルーラですら起点にできるスペックがあり、1度積んでしまえばタイプ相性で不利なポケモンでさえ『ふいうち』で縛ることができます。
モロバレルと並べれば、相手は『キノコのほうし』を警戒しなくてはいけませんし、モロバレルが注意を惹きつけている隙に積むことができたのが強かったです。
モロバレルクチートという並びがヒードランに弱いのですが、選出段階で雨を見せていることにより初手にヒードランが出てくるのを抑えることができました。実際に初手にヒードランが出てきたのもダブルレート某有名強者さんと当たった1回のみです。
技範囲も『アイアンヘッド』と『ふいうち』で事足りましたし、サンダーがS操作を持たないので『いわなだれ』を採用する必要もありませんでした。
メガクチートがいなければS14レート1900は乗ることはできなかったと思います。本当に強いポケモンでした。




f:id:garukaneland:20160314225316j:image
ランドロス@こだわりハチマキ
特性 いかく
意地っ張り H8 A188 B56 D4 S252
[165-207-117-×-101-143](HB個体値30)
はたきおとす/じしん/いわなだれ/ばかぢから
備考
A+1キリキザンの珠ふいうちの乱数を落としたかった(87.9%〜104.2%)


今回は鉢巻ランドロスの採用に。
元々メガメタグロス軸で組んでいた時にはスカーフを持たせていたのですが、火力の物足りなさを感じ、サンダーとのシナジーも考えて高い火力を出せる鉢巻に持ち物を変えることになりました。
実際にサンダーと並んで『ほうでん』+『じしん』で容易に勝つことができたり、威嚇を入れられても通常のランドロスに近い火力は出せるので、相手の計算を狂わせることができたりしました。
このランドロスの技構成で一番強かったのは『はたきおとす』だと思います。『だいばくはつ』の採用も考えましたが、ギルガルドへの打点を考えるとこちらが優先に。ギルガルド以外にも、並以下の耐久のポケモンに対して『てだすけ』と組み合わせることにより1発で落とすことができたりと、予想以上の働きをしてくれました。
このPTは威嚇を2枚入った構築になっていますが、レートが上がれば上がるほどミロカロスキリキザンといった威嚇メタになるポケモンが少なく、むしろ2枚の威嚇が活きる場面が多かったので、そういったポケモンに特に苦戦した覚えはありません。




f:id:garukaneland:20160315074621j:image
サンダー@こだわりメガネ
特性 プレッシャー
臆病 H4 CS252
[165-×-105-177-110-167]
ねごと/かみなり/ねっぷう/ほうでん


CSに振り切った眼鏡サンダー。S14環境だと3%ほどしか個体がいないようです。最近だと特性が『せいでんき』の個体が解禁されたのですが、スクラップが集まっていないので今回は使いませんでした^^
ランドロスの欄でも書いた通り、『ほうでん』+『じしん』で簡単な勝ちを目指したり、雨構築の苦手なミロカロスマリルリの処理を早める役割も担っています。
めざ氷個体のサンダーを持っていないのでこのような技構成になりましたが、『ねっぷう』は雨構築に入りにくい貴重な炎打点として活躍してくれたので問題はないです。
ただし『ねごと』に関しては、『10まんボルト』でもいいと思います。どうしても晴れ状態のメガリザードンYに対して『かみなり』を撃たなければならない状況があったので採用価値は十分にあります。
しかし『ねごと』を外すと、ミミロップドーブルという構築に対してワンチャンすら残せなくなるので、そう考えるとどうしても外せない技でした。




f:id:garukaneland:20160315075941j:image
モロバレル@メンタルハーブ
特性 さいせいりょく
図太い HB252 D4
[221-×-134-105-101-50]
まもる/ギガドレイン/いかりのこな/キノコのほうし


愛用しているモロバレルです。メンタルハーブを持ったモロバレルは本当に強力なポケモンだと思います。
メジャーな『ゴツゴツメット』によるスリップダメージが無くなるのは不便に思うところがありますが、『ちょうはつ』を1度だけ無効化することができて再度『いかりのこな』や『キノコのほうし』を使えるのが強いと思いました。
メガクチートと共に多くの試合に選出しました。相手にする側としても、モロバレルはダブルレート環境において最も厄介なポケモンだと思います。










シーズン全体の感想としては、ニンフィアキリキザンが数を増やしてきたなという印象のシーズンでしたが、シーズン末期の1800以上の構築はあまりそれらが組み込まれていない、いつもの構築だと思いました。
それと相手にしていて面白かったポケモンは弱点保険ウルガモスですかね。雨すらもバンギラスと組み合わせて起点にしていくウルガモスは本当に強力でした。

レート自体も人口が少なく、この数字で15位に入ることができました。
そろそろGSの構築の準備もしなくてはいけませんね(⌒-⌒; )



それでは今回はここまで。ノシノシ





誰かブログに使えるポケモンgifのサイトを教えてください……