@すぷりんぐの感想

エロゲ 感想

【スマホ版】Summer Pockets ほぼほぼネタバレ無し 軽感想

 

 

 こんにちは、すぷりんぐです。

 空いた時間を見つければかわいい女の子を追い求める日々。今回はサマポケが終わったのでまた感想を書いていきたいと思います。

 非常に面白いゲームで4000円を切り詰めて出した甲斐がありました。ミニゲームは遊べないんですけれども。

 

 

 それでは感想へ。

 

 

 

 

蒼√

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 個別で記事を書いてあるので、特に改めて書きたいことは無し。ただ各個別√をプレイしていて衝撃を受けた思い入れのある√なので、個人的には紬の次に好きな√。やっぱりかわいい、かわいいよ蒼。展開はよく考えればおおよそプレイ最中に予想できなくもないと確かに感じたが、馬鹿だから気づかず終えられてので良し。最後のほうはこれ蒼どうなるんだ……?とドキドキハラハラの展開だった。このゲームを終えて、やっぱり僕が見たいのは姉妹と主人公と仲間たちが青春の真っただ中にいる光景。本当に幸せになってほしいといつまでも言い続けたい。

 

 

 

紬√

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 俺の負けだァ!紬ィ!個人的に一番面白かった√。まさかあんな適当な挿入歌で泣くとは思わなかった。後の鴎√で述べるように個人的なシナリオの好みの問題で、紬√は自分の好みと非常にマッチした。それはいつかの星織ユメミライで律佳√を高評価したように、仲間がいたからこその√だったんじゃないかと。島の仲間の協力、紬、主人公、静久の三人の絆。やりたいこと探し。どの要素も読んでいて楽しかった。まさか夏休みの間に何かしないといけないね、という目標に対してあんなに詰め込んでくるとは思わなかった。サマポケの各ルートは様々な別れが待ち受けているが、しんみりさを引っ張らないというか、雨が降った後晴天になるようなそんな感覚。プレイしていて非常に楽しかった。

 

 

 

鴎√

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 馬鹿にはわかりませんでした。感想ブログを漁っているとミスリードやらシナリオ作りがすごいだか書いてあったけどよくわかんないです。だから個人的にはそんなに強く印象に残っていないというのが素直な感想。なんというか、結果を見てしまう部分があるというか、鴎√でやったことよりもグランド√の一瞬の出番のほうが希望があると思ってしまう。自分の好みと違う√だったので、感想を書くには一度プレイしただけでは足りないのだと感じた。

 

 

 

しろは√、ALKA、Pocket編f:id:garukaneland:20190707172350j:image

 

 結局、この物語は誰の物語だったかというお話。それはトラウマを克服しに島に来た主人公でも無く、不思議な能力に苦しめられるしろはでもなく……3割くらいはしろはの話だったかもしれないけど。シナリオとしての感想は、keyというブランドについて多く触れたことは無いけれど、プレイしていて思ったのはやはりCLANNADとの比較だと思う。とは言ってもアニメしか見てないのだけれど、あのアニメ最終回がすごく嫌いで嫌いで……ゲームではどうなっているのかわからないが、そういった意味でCLANNADに対しては偏見があったのだけれど、サマポケをプレイしてその辺は解消されたんじゃないかと思う。不思議パワーは不思議パワーなんだけれど、それに対して説明はされていたんじゃないかなぁと。最後は結局出会うんだって思ったが、あれは夏が終わったからあの終わり方でも大丈夫なんだと他の感想ブログを読んで気が付いた。よくできているシナリオで、時代を作ってきた会社なんだなぁと感じた作品だった。

 

 

 

 

 

 

 

 こういう美少女ノベルゲームをプレイすると大抵他人のブログを参考にすることが多いのですが、いつものKeyみたいな感想をよく見かけます。いつものKeyってのはKey作品を全くプレイしていない自分にはよくわからないんですが、それでも自分が知ってるKeyの範囲内で似てるなぁと思う部分はよくあるわけで。それは良いことなのかそうでないことなのかどっちなんでしょうね。

 Key作品を買えばこういう内容のゲームが読めるってのはブランドの方向性としては良いのかもしれませんけど……目新しさが欲しくなりませんかね。自分には合わないのかなあって思いました。

 

 そうは言ってもとても面白いゲームだと思いました。もう学生では無いからこそ高校生が主人公だと心に刺さりますね。つらいです。

 

 

 それでは生存報告終わり、今回はここまで。

 

 またどこかで会いましょう。(・ω・)ノシ

 

 

 

 

 

【スマホ版】Summer Pockets 空門 蒼√ ほぼほぼネタバレ無し 軽感想

 

 地獄からこんにちは。@すぷりんぐです。

地獄は相変わらずに地獄なんですけど、それでもやはり休日は貰えるみたいで、ある程度の長い自由時間にはネカフェに篭ってスマホ版エロゲをしている敗北者として生活しています。

 

 そんな中で僕が出会ってしまったのはKey作品で1番新しいSummer Pockets

 4000円お金を出せば全部のキャラクター遊べると聞いたので買いました。はつゆきさくらは2000円行かずに遊べたんですけど誤差の範囲内なのであまり気になりませんでした。そもそも発売時期も違いますし。

 

 僕がこの記事を書いている時点で攻略しているヒロインはしろはと蒼の2名。本当は全てのシナリオを攻略してから感想を書く予定でしたが、攻略したての蒼√について今記したいことがあると思った今現在。

 

 


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空門 蒼

 

 いやあもうホントズっこいキャラクターです。当初は脳内ピンクな娘だなーくらいの印象でした。個別√になると他のヒロインが関わることがあんまり無いので、しろは√で特に蒼を意識はしませんでした。しかし蒼√に入ってみると雲行き怪しくなり、あっさり終わってしまったしろは√の内容がぶっ飛びました(しろは√短くない……?  蒼√と体感時間が全く違う印象)蒼√話重すぎんだよなぁ!?

 

話を進めて行く内に雲行きが怪しくなり、蒼……嘘だろ?  と思っていたら案の定。僕は1年越しに2度と顔を向けないと誓った智代アフターとまた出会いました。

 

 内容についてネタバレを回避しつつ書き連ねたいのですが、まず前提としてKeyという作品に深く触れたことは無く、僕が触れてきたのはCLANNADAngel Beats!(アニメ)、Charlotte智代アフターくらい。読み返したり見返したりもしていません。

 にわかにKeyという作品に触れて、そして今回このSummer Pocketsに触れて感じていることがあります。Keyという作品の魅力を僕がこういった感想という形で触れるには、Key作品に出会って人生が変わった先人達に失礼になると感じています。だから当たり障りなく感想を書きたいんですけれど、CLANNADAngel Beats!からはただ漠然と『青春とは』というテーマを勝手に受けとっていました。(Charlotteはその……んまあ、よくわかんねっす)そりゃあ、現実社会を見てみればアニメや漫画みたいな出来事なんてほぼ確実に起こるわけ無いんですけど……理想は理想だからこそ現実に生きる僕には揺れ動く感情があって、そんな『青春』をしろは√では感じ取ることができた気がします。

 

 じゃあ蒼√ではどう感じたのか。蒼√の感想としては、『納得できないことに納得』しました。結局どんなにシナリオが良いゲームを求めても、根本で僕が求めているのはヒロインとイチャイチャするゲームなんじゃないかと。結果論で言えば蒼√は報われない話です。云わばミイラ取りがミイラになる話ですから、最後の最後だって解釈の仕方によれば全く報われていない。奇跡は起きるんだって信じていたけど、奇跡は余剰には起きてくれない。然るべき人間に然るべき奇跡が起こっただけ。主人公と蒼が全然イチャイチャしてない!(してるけど)だから納得できない!と思っているのが本音だったり。

 

 じゃあ僕が蒼√のシナリオに対して低評価を推しているとか、シナリオが嫌いとか、シナリオに対して怒っているかとか。そういう事ではなくて。

 僕はエロゲギャルゲのシナリオに何を求めているのだろうか。名作と呼ばれるゲームには様々な名作となる要素がある。

 シナリオの良さも重要な要素だけれど、BGMや主題歌の良さ。声優さんの演技。立ち絵やグラフィックの良さ。ブランド力。シナリオライター知名度であったり、宣伝していかに多くの人に知ってもらえるかだったり。後半の要素はゲームを売るために重要なことだからちょっとズレてるかもしれないですけど。

 蒼√のシナリオに関しては間違いなく面白かったと言えると思います。太鼓判を押せるほどに。

 結局僕が言いたいことは、『求めてたものとは違かった』とゴミの掃き溜めみたいな感想と誰かと共有したかった。

 仮に蒼√が僕の求めたような内容だったら印象にすら残らなかった。思い通りならないシナリオだからこそ蒼√は面白いのだと。僕が直近までプレイしていたはつゆきさくらの小坂井 綾先輩だって、結末を見れば桜BADでも最後は悲しい結末だった。それでも彼女は信念を突き通した。その信念の先に歪んだ主人公を歪んだまま届かせた。蒼だって結末だけ見れば報われていないかもしれないけど、蒼自信が望んだ願いは叶った。誰に感情移入したかによってプレイヤーの僕がどう受けとったかでシナリオと僕との間で摩擦を起こしているだけなのである。

 その熱が今こうして記事を書くに至っているんだと思います。結末には納得してないけど、それでも僕は空門蒼のことを忘れることは無いでしょう。ずっと人に覚えていられるシナリオを書けるっていいな。そりゃあ飛び抜けて過激な内容にすれば印象には残るのかもしれないけれど、少なくとも蒼√は違う。落とすべきところには落ちている。万人に受け入れられる話ではないと思うけれど、だからこそ輝くキャラクターがいるんだと再認識したシナリオでした。

 

ありがとう、空門 蒼。


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 最近エロゲをやっていて思うことはやっぱり時間は戻らないんだなあって。社会人になって色々背負うこととか考えなきゃいけないことってあって、それがエロゲとか、エロゲじゃなくてもいい。誰かが作ったモノに触れてそれがどっかに引っかかって。じゃあ自分に反映できるかって言われたらそうでも無いし。結局後ろ見ても何も無いし戻れないから。

 いつまで地獄にいればいいんでしょうね。そうせざるを得なくしたのは自分が原因なんだけども。先は長いなあ。

 

 

それでは、また夏に会いましょう。(・ω・)ノシ

【PS4】星織ユメミライ Converted Edition ネタバレ有り 感想

 

 こんにちは。今回は@すぷりんぐとしての公開です。

 PCを持ってないゴミゴミの敗北者なので年明けにPS4版『星織ユメミライ Converted Edition』を購入しました。

 

これ↓↓

星織ユメミライ Converted Edition - PS4

星織ユメミライ Converted Edition - PS4

 

 

 購入の決め手はヒロインの1人の主題歌をDucaさんが担当していたからという軽い気持ちだったのですが、これがなんとまあ面白い。敗北者としてエロゲをプレイしたのは2作目で、PS4版『蒼の彼方のフォーリズム』以来でした。あおかなも非常に面白いゲームだったのですが、星織ユメミライについて熱く語りたいモノがあったので今回記事を書くに到りました。

 エロ抜きでエロゲやる意味がわからんというのもわからんでもないですが、作品に夢中になるほどソレで抜けなくなる性格をしているので私自信は満足しています。

 

 ここでは共通√と6人の個別√のざっくりとした感想を書き、透子√、律佳√、そら√の3人に関してはそれぞれ単体で記事を書こうと思います。興味があれば是非そちらも閲覧お願いしますm(_ _)m

 

 

 

 

共通√

 

特筆して書くことはありません。別に良すぎるってことも無く悪すぎるってことも無く……カレー作る話はまあプレイした人みんな好きだよねって思いました。一人一人の個別√が長い分、共通√はこのくらいの長さがちょうどいいと思います。

 

 

逢坂そら√
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School編  ★★★★☆

After編     ★★★★★

 

『星に想いを馳せる天文少女』

 センターを飾るヒロイン。物凄く良い意味でスタンダードなシナリオだったんじゃないかと思います。ある一定の困難があって、それを乗り越えて成長するみたいなストーリーが見てて気持ちいいよねって価値観を持っているのですが、School編とAfter編の両方でそれを感じることができたことがとても良かったです。そら√は1番最後にプレイしたのですが、片方のシナリオでは困難を乗り越えて、片方のシナリオではイチャイチャするだけ……みたいな√がいくつかあったように思います。その点そら√ではプラネタリウムの完成に時間がかかったり、我妻師匠との関係に亀裂が入った後無理が祟って体調を崩したりとハラハラする展開が見受けられ、話が進んでもシナリオに飽きることがありませんでした。また、最後にそら√をプレイしたことによって、主人公の成長に新鮮さを感じることができました。そら√は他のヒロインの時系列と比べ少し未来の話になっており、主人公が我妻師匠の事務所から独立するところから始まります。最初こそ我妻師匠の支えから仕事が始まりましたが、そこから親友の家の建築を担当し、我妻師匠との衝突を成長と実績に変え、最終的に愛する人の夢を叶える場所を建築家として提供できたことは、他5人の√の中で1番建築家してるシナリオだったと思います。最後に主人公が建築家としての夢と目標を叶えていく姿を見ることができたのは、このゲームの締めくくりとして良いシナリオ選択ができたと思いました。

 そして挿入歌、エンディングテーマ共に楽曲が素晴らしい√でもあります。『Star Linker』は今までとこれからの主人公とそらの関係性がしっかりと歌詞に表れています。『Celestia』は曲名のセンスに勝手に感動しました。おそらくどこかのブログで見かけたのを勝手に納得しているのですが、Celestiaという言葉に様々な意味はあれど、『そら』と訳すのがいいんじゃないかなあ。頭悪い部類に入る人間なので間違ってたらすみません。小ネタとしてはCelestiaっていう天体シミュレーションソフトもあるらしく、そこから律佳√でそらが土星のキーホルダーを選んだ意味や、もしや着ぐるみのしおにゃーとかも何か星に関係する元ネタがあるのでは?と思いましたが、さすがに考えすぎでした。

 何はともあれ、星織ユメミライのセンターを飾るにふさわしい魅力は充分にありました。追加で個別に記事を書くので、そちらもよろしくお願いします。


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篠崎 真里花√
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シナリオ評価

School編  ★★★★☆

After編     ★★★★☆

 

『再開を‘‘やくそく’’した幼なじみ』

 例によって主人公をずっと想い続けていた幼なじみが主人公とイチャラブする√です。

 共通√の最序盤から2人きりで風呂に入ったり、他√では幼なじみの面倒くささを表さず主人公のことを応援してくれるなどなんだか恐いキャラクターだなと思いましたが、主人公との距離が1番近かったからこその恋愛が描かれた個別√でした。

 正直山場らしい山場というのも無かった気がします。しかしSchool編で溺れた子供を助けるシーンや、After編の結婚式など心にグッとくる場面はいくつかありました。

 結婚式が1番の山場じゃないの?と評価する方も多いと思います。実際私自身も真里花√は結婚式が1番印象に残った話でした。しかし、結婚を描く上でのAfter編の内容が薄いように感じました。School編では、幼少時代病弱だった真里花が両親の努力や小学生時代の主人公の献身的な行動に支えられて、高校生の篠崎真里花として生活できているんだ、そして私も誰かを支えることができるんだ。という話として描かれていない場面からSchool編までの真里花の成長が実感できるシナリオでした。じゃあAfter編になって、主人公と真里花がそれぞれ就職して、暇を見つけてイチャイチャして……2人が大人になって、高校生の時からどんな風に物事を考えて成長してきたかがイマイチ伺えないように思えました。結婚の前に何か1つ困難を越えるようなことがあれば、結婚式のシーンでもっと涙腺が緩くなることができたと思います。

 

 シナリオとして納得できない部分があったからといって真里花√自体がダメというわけでは全くなく、真里花を大切に育ててきた真里花の両親。そしてこれから一緒に未来を歩む真里花と主人公。School編からAfter編を通して語られる『家族』と『愛』の物語は、プレイしていて優しい気持ちになれました。

 星織ユメミライをプレイする上で真里花を好きになったのならその気持ちをずっと大切にしてください。

 

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瀬川夏希√
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シナリオ評価

School編   ★★★★☆

After編      ★★★★☆

 

『瞬間を逃さないクラスメイト』

 あーもうマジでかわいい。何の情報も入れずにプレイした共通√ではコイツ立ち絵の作画おかしくね?なんて思ったりもしましたが、プレイを続けていくうちに特に気にしすぎることも無くなり、6人中5番目にプレイした個別√ではむしろめっちゃかわいいやん……とキャラだけ見れば個人的には1番初めにプレイした透子と同じくらい好きなキャラになっていました。

 瀬川夏希という女の子は自分の恋愛に疎い、けれど人の恋愛を応援してくれるサブキャラのような印象を初めに持ちました。夏希は今までプレイしてきた4人の個別√をプレイしてきた感想が含まれていたり、直前にプレイした律佳√で何度も律佳のフォローに回ってくれたていたこともあり、個別√はどんなキャラの描かれ方をするんだろうと半分期待半分不安を抱えながら夏希√をプレイしました。しかし不安を抱えていた必要は全くなく、After編を終えた頃には満足のできるシナリオだったと感想を残すことができます。

 School編では、主に瀬川夏希が写真に対してどう向き合っているのかが描かれていました。その中で私が惹かれたのは、『瞬間』を捉えて『遺す』ことを大切にしていたこと。写真を題材に描かれる作品としてはよくある設定なのかもしれませんが、卒アル委員としてそれを徹底的に貫き通したシナリオには非常に感動しました。野球部の試合を写真に収めること。卒アル委員としての活動の傍ら他人の想い人を写真に収めること。誰もいない学校の廊下や階段を写真として残すこと。高校で過ごす3年間を大切に、いつか卒業アルバムを見返した時に笑えるようにという心意気で活動する夏希の姿はとてもカッコよかったです。そして卒アル委員としての活動していく中で、夏希と主人公は徐々に惹かれあっていきます。特に夏希は自分の恋愛に疎く、恋人になる前もなった後も夏希の不器用な行動は微笑ましかったです。特に主人公が夏希に告白したシーンはとても好きで、『あたし……ガサツだよ?』のセリフにはもう……可愛すぎでしょ……

 そして、このSchool編での1番の見どころは、夏希がしっかりと自分の夢を見据えたところだと思います。卒アル委員としての活動、カップルとしての日常。それぞれが描かれ、七夕祭りの役割とコンテストの入賞をやり遂げて……『過去と今、今と未来』を繋げることを大切にして、『みんなを笑顔にする』カメラマンを目指す。School編で経験したことを、After編やその先の将来にしっかりと繋げる夏希の真っ直ぐさと行動力が感じられるシナリオでした。

 After編に関しては正直School編のエピローグのようだなと思いました。主人公を夏希が籍を入れたところから始まるのですが、プレイしている内は特に可もなく不可もなく……風呂入りすぎだなコイツら。

  とはいえ同窓会のシーンはとても感動できるモノでした。具体的にはその直前の今までの人生を振り返るところから個人的に好きです。

 『もしあの階段で出会わなかったら……クラスが違ったら……学校が違ったら……それでもどこかで俺は夏希と出会って恋をしていたと思う』

 文章は端折っていますが、School編のCGを振り返る演出も含めて思わず泣きそうになりました。必然的に他のヒロインと恋仲になることができるギャルゲーにおいて、いやいや全然そんなことはないだろ(笑)と本心では思うかもしれませんが、きっとそれを表に出すことは野暮なことなんだろうなあ。私はこの一連の流れをゲームとは切り離して、一人の人生として振り返りたいと思ったシーンでした。

 そして同窓会。純粋にいいシーンだなと思います。卒アル委員として必死こいて働いていた夏希の行動に多くの人が動かされて、恩返しとして自分に返ってくる。この学年にとって夏希の存在はとても大きいものだったんだなと読み取ることができます。

 夏希√は青春だなあと感じることができるシーンが数多くあります。School編からAfter編にかけて、ゲームタイトルである『星織ユメミライ』のタイトルに恥じないシナリオだったと感じました。


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沖原美砂√
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School編  ★★★★☆

After編     ★★★☆☆

 

『水族館を愛する天真爛漫お嬢様』

 主人公が住む汐凪市で数年前に潰れてしまった水族館の再建を目指すストーリー。しかしまあどうしてこんなシナリオになってしまったのかなあ……という消化不良な印象が強く残ってしまいました。

 School編は七夕祭りに向けて実行委員として活動する主人公が、自然科学部に所属する先輩の沖原美砂をサポートするおはなし。沖原先輩の海に対する真っ直ぐな愛情を、主人公がどんな形でサポートできるか悩み、行動する姿はとてもカッコよかったです。何よりマリンピアしおなぎの模型を七夕祭り展示して、沖原先輩の両親に紹介するシーンが1番好きです。ああ、これからも主人公と先輩が共に歩んで行くんだなと実感した場面でもあります。

 しかし問題はAfter編。マリンピアしおなぎの再建を主軸に話が進むのかなと思ったら、体感半分もやっていない気がします。After編は沖原先輩が通う大学の改築から始まります。具体的にはどこの誰が大学を改築するのかを決めるストーリーなのですが、結果的に主人公の所属する事務所はそのコンペに負けます。主人公と沖原先輩が大学の改築にあれこれアイデアを出していくシーンは見ていて非常に微笑ましかったのですが、その努力は実りませんでした。別にコンペに負けること自体はどうでもいいんです。努力が報われないことは現実でもよくあることですし、それをゲームで描くことも納得できます。じゃあその負けた悔しさをバネにマリンピアしおなぎの再建にさらに力を入れようという展開が納得できませんでした。言ってることはまともでとても熱い展開だと思います。でも直前のコンペに勝とうが負けようが、最悪コンペ自体が存在しなかろうがきっと主人公と我妻師匠の事務所は全力で取り組んで結果は同じだったと思います。しかし、悔しさをバネにした結果、主人公が頑張って『原子の海くらげりうむ』を盛り込むまでに到ったと解釈することもできます。このくらげりうむを作り上げることはこのAfter編において最大の見所だと私は思います。しかし、School編とAfter編を通して沖原先輩と主人公がくらげりうむを作り上げるに到ったのか、School編とAfter編を通して通してくらげりうむしか作り上げられなかったのか……シナリオが淡々と進んでいたイメージからかどうしてもネガティブに考えてしまう自分がいます。

 ですがきっと答えは、主人公と沖原先輩が共に歩んできたからこそのオリンピアしおなぎとくらげりうむの完成なんだと思います。   School編ではマリンピアしおなぎは独自の魅力が足りなかったことが閉館の理由の1つだと考えられました。

 After編では大学の改築にはそこに生活する人達の目線と声を大切にして建築をする姿勢が主軸に描かれました。

 新生マリンピアしおなぎには描かれていないだけで、くらげりうむ以外の改善点が多く存在していると思います。それは間違いなくSchool編、After編を通して成長した2人が学んできた事、見てきたモノの集大成がそこに反映されているはずです。海の素晴らしさを伝えるために学んできた沖原先輩。それを建築家としてどう最大限に魅力を引き出すかのノウハウを学んできた主人公。夢を叶える物語としてのきっかけや到達点は充分に描かれています。

 なんだか私自身が些細な言葉に囚われすぎていた気がします。沖原先輩√には中々辛口な評価を下している感想が多々見られました。

しかし、沖原先輩本人の可愛さやこれは他のブログの引用になりますが、After編は大人のフラットな恋愛模様が描かれます。他のルートより印象が弱くなってしまうかもしれませんが、この√だけプレイしないという選択肢は絶対に存在しません。√自体の欠点が見えている分、そこにあなただけの沖原先輩の魅力を見つけてみてはいかがでしょうか。


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鳴沢律佳√

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School編   ★★★★★

After編      ★★★★★

 

『自分の世界を奏でるピアノ少女』

 いやあもう、ありがとう……ありがとう……って感じのシナリオです。この星織ユメミライの6人の中で間違いなく1番シナリオの出来が良い。

 律佳√の魅力は何よりも『みんなと作る物語』だったこと。具体的には『汐凪フレンズ』が最高過ぎるんですよ。律佳√では他の5人のヒロインがとても親身になって律佳と主人公に関わってくれます。他の√では誰かが茶々を入れたり連絡を取ったりというのはありましたが、5人全員が積極的に関わるような√は律佳√が1番だと思います。そしてこの5人だけが『みんな』という枠に収まるわけではありません。行事委員長として様々な無理難題を共に取り組んでくれた秀一。音楽家として律佳の先を行く存在でもあり、近くて遠い肉親であっためぐる、そして鳴沢家の両親。その他立ち絵が無いキャラにも魅力はありました。コンサート班の石塚さん。手芸部の部長と部員達。バンドリーダーの麻倉先輩。この√でしか出番が無い人達も律佳を助け、協力し、School編を1つ丸々使って鳴沢律佳という人物を成長させました。律佳√ED『大切な人へ』の歌詞にもあるように、『みんなのおかけで 私がいる』仲間に支えられて自分の夢と歩むべき進路を見つけるシナリオはとても完成度が高かったです。

 さらに詳しいことは律佳√単体でどんなセリフがあったのかを交えながら別記事を書くので抑え目にします。是非そちらのほうも閲覧お願いします。


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雪村透子√
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School編   ★★★☆☆

After編      ★★★★★

 

『気まぐれな、もう一人の転校生』

 シナリオキャラ含めて私が1番好きなヒロインです。雪降る村の透明な子、雪村透子。そもそもこのヒロインのシナリオを見たくて星織ユメミライを買ったほどなのでちょっと贔屓目に見たっていいじゃない……いいじゃない……

 透子√をプレイして思ったことは、『二人で歩くユメミライ』と例えられるようなシナリオだと思いました。共通√から伺える通りに、最初の透子は主人公と1番離れた場所にいます。真里花のように元々の距離が近いワケでもないし、先輩後輩クラスメイトが持つような特技があるわけでもありません。そして個別√に入った後も一筋縄では行きません。選択肢次第では唯一バッドエンド(?)が存在するヒロインでもあります。主人公との共通点は同じ転校生ということくらい。しかしこのヒロインが主人公と関係を深め、School編で誰かと関わることの大切さを知り、After編でしっかりと自分の夢を見つけることができたシナリオにはとても感動しました。

 しかしまあ結構好き嫌い分かれそうなヒロインだと思いました。結構めんどくさい性格だったり、これから付き合っていく上で少しずつ距離を近づければいいって言ったその翌日に何故か透子めっちゃデレてるし。そして透子とイチャイチャしすぎて怒られるイベントがあったり、1番悲しかったのは多分透子√が1番天文部と自然科学部の出し物がしょぼい。そして他ヒロインにそのサポートを任せすぎ。どの√でも一応はこの七夕祭りに向けてって主旨でシナリオが進むので、そこが薄かったのが少し寂しいと感じました。

 ただAfter編は律佳√に引けを取らない完成度だと思っていて、イチャイチャしつつも将来の事をテーマに話が進み、School編とAfter編の紆余曲折を経て最後の結婚のシーンで感動することができるのだと感じました。

 そして何よりも主題歌が素晴らしい。透子√エンディングテーマ『しあわせの場所』はこの星織ユメミライの中で最高のテーマソングだと思っています。歌詞の至る所に透子を連想させる単語が散りばめられ、透子の人生を振り返るような、それでいて未来へ歩み出す2人を想像させる素晴らしい曲となっています。ただし、曲が良すぎるのもまた1つの問題でもあり……曲にシナリオが負けてるとは思いませんが、透子√があってこそしあわせの場所、しあわせの場所があってこその透子√だと感じました。それぞれが1:1くらいのパワーを持っていて、『まあでも透子√って主題歌ありきの√だよね』と言われかねない気もします。全然そんなことは無いんですけどね。

 律佳√と同じように、透子√も個別で1つ記事を書きます。そこでは文章量気にせず思い切り感想を書くので、是非そちらも見てね!

雪村透子最高!


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追記 個別記事書きました。

http://garukaneland.hatenablog.com/entry/2019/10/22/183152

 

 

 

 

 

 

全体としての感想

 6人の√をプレイして疑問に思う部分はそれぞれあれど、こうしてインターネット上に6人分の感想を書き終えることができるくらいには満足できました。

 プレイした順番は、透子→真里花→美砂→律佳→夏希→そらの順番で、あおかなの時のように最後に微妙なものを持ってきて失敗するようなことはありませんでした。

 そしてPS4なんていうハードでエロゲをするのももうおさらば。また新しいゲームをするにしても、今度はパソコンの中でかわいい女の子達と出会えるように色々リアルの方を頑張りたいです。

 

 それでは今回はここまで。次は個別√の記事で会いましょう。ノシノシ

 

 

 

第7回ポケモン広場杯 ヨドバシカメラ新宿西口本店 レポ記事

 

やっはろー(=゜ω゜)ノ!

みやながです。

 

今回は新宿のヨドバシカメラで行われたポケモン広場杯のレポ記事です。

 

 

今回が第7回ということで、複数回行われたこの大会において私は第2回の優勝者でした。

第7回で区切りのシーズンらしく、全ての優勝者が集まる大会が開かれるとのことで私にもお呼びがかかりました。


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大会概要はこれ↑↑↑

 

 

 

前日の台風から開催の心配がありましたが、天候にも恵まれ(9時頃に雨は降った)無事大会が開催されました。

 

 

 

 

 

優勝者のみの大会が行われる前に第7回の大会があったので、第2回で優勝した時のPTを引っ提げて参加。

使用構築↓↓↓

http://garukaneland.hatenablog.com/entry/2018/02/25/223415

 

 

しかし、第3回の優勝者と初戦で当たり敗退😂😂😂

しばしの暇を作る結果に。

 

 

 

 

その後第7回の優勝者が決まり、待ちに待ったチャンピオンズカーニバルが始まりました。

これまでの第7回の優勝者+2017年度の総合優勝者を迎え、総勢8人で大会が行われました。

私が使用した構築は以下の通りで自信のある構築でした。

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大会内容は、4人ずつ分けられた2つのグループで総当たり戦。

勝ち数が同じであればポケモンの残数で勝敗が決まります。

そして私の結果は……

 

 

 

 

第2回がみやなが↓↓↓
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1回戦 VS雨 1-0 〇

 

2回戦 VS滅び 0-3 ×

 

3回戦 VS雨 2-0 〇

 

2-1のプレイヤーが3人いたため残数勝負。

 

私が残数3、他2人が残数5で予選敗退😭😭😭

 

悔しい結果となりました。

 

 

プレイング面に関してもかなり悔いの残る結果で、2回戦のとある場面でカミツルギを通していれば細い糸を辿って結果を変えることができたかもしれません。

 

 

 

決勝の試合に関しては機器の都合で詳しい内容は把握できませんでしたが、もう片方のグループの方が優勝。

しかも第7回の優勝者ということで、本日負け無しのストレート優勝😲

とても素晴らしい実力の持ち主だと思います。優勝おめでとうございます🎉🎉🎉

 

 

 

 

 

今回こういった実質オフで行われる大会に参加してとても良かったと思います。

実際にイベントに参加して対戦するという形式は、ポケモンセンターのイベントくらいでしか経験したことがありませんでした。

 

しかし、今回の大会で一つのコンテンツに関わる人の繋がりの楽しさ、ポケモンに打ち込むプレイヤーの熱意を肌で感じることができました。

XYから本格的に対戦を始めて以来、改めてポケモンをプレイして良かったと思える瞬間でした。

 

 

今回対戦した皆様、大会参加者の皆様、運営に関わったヨドバシカメラの皆様。本当にお疲れ様でした。

対戦面でもイベントに関してもとても楽しい1日でした。

是非ともこれからポケモンに関わる活動を頑張ってください。応援しています。

 

 

それでは今回はここまで。

お疲れ様でした(・ω・)ノシ

 

 


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【第二回ポケモン広場杯優勝構築】ツンデツンデ軸レヒレライボ【VGC2018】

 

やっはろー(=゜ω゜)ノみやながです。

今回ヨドバシカメラ新宿西口本店で開催されたポケモン広場杯で優勝しましたので構築記事を書きたいと思います。

 

オフでのポケモン対戦はポケモンセンターのイベントに参加する程度で、こういったトーナメント形式は初めてでした。

参加人数は30人前後で、東京で開催ということで強いプレイヤーと何度も当たることを予想していました。

ですがトーナメントの組み合わせに恵まれて、決勝以外は落ち着いた状態で対戦に臨むことができました。

 

それでは、構築記事へ。

 

 

 

 

 

 

使用構築
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ライボルト@メガ石

特性 ひらいしん→いかく

臆病 H172 B12 C68 D12 S252

メガ前

[167-×-81-134-82-172]

メガ後

[167-×-101-164-102-205]

まもる/ボルトチェンジ/かえんほうしゃ/バークアウト

 

個人的に一番強いと思うメガシンカ枠です。

環境にいるスタン系のメガシンカ枠はメガメタグロスメガボーマンダメガリザードンY次点でメガガルーラだと思っています。しかし、それらを使う上でどれも何かしらの不安要素がありました。

次第にメガライボルトの入りのカビゴン軸が環境に現れ自分もそれに触れたところ、とても使いやすかった印象を覚えました。

威嚇+バークアウトのサポートが強力で、本来は積み技を持っている構築に採用されますが、今回は後続のトリックルームを起動させる余裕を作るのとツンデツンデが暴れる為の若干の削りとして役割がありました。

カプ・レヒレとの並びも非常に安定していて、とりあえず初手に投げとけば相手のギミックに対して何かしらの対応ができるようなそんな使用感がありました。

 

今大会4/4の選出で4回とも初手で投げました。非常に良い立ち回りで動かせたと思います。

 

 

カプ・レヒレ@こだわりメガネ

特性 ミストメイカー

控えめ H212 C252 S44

[172-×-135-161-150-111]

トリック/だくりゅう/ムーンフォース/マジカルシャイン

 

普通の眼鏡レヒレです。ライボルトがいることでカプ・コケコとの対面の問題が緩和され、強気に濁流やマジカルシャインを撃つことができます。

いたって普通なので特別書くことはありませんが、トリックという技が決勝戦の勝因の半分くらい持っているので、とてもお気に入りの技になりました。

Sのラインはレヒレミラーを考えないようにしていたので、普通より若干速い程度にしています。あとは対面でレヒレより速いポケモンか遅いポケモンかで立ち回りを対戦の中で組み立てていきます。

 

今大会4/4選出で4回とも後発から投げていました。ミミッキュライボルトの並びが強かったので、今回は初手で出す立ち回りがありませんでした。

 

 

ツンデツンデ@いのちのたま

特性 ビーストブースト

勇敢 HA252 B4 (S個体値0)

[168-201-231-×-121-18]

まもる/ジャイロボール/いわなだれ/ばかぢから

 

前からずっと使いたいと思っていたポケモンで、今回ようやく使うことができました。当初はギガイアスを採用する予定でしたが、いわなだれの火力に物足りなさを感じました。

そこでZ技を使わなくても超火力を出せるツンデツンデに注目し、そこから構築を組み上げました。

今大会でもジャイロボールの火力の高さでしっかりと役割を果たし、トリックルームのエースとして2回戦〜決勝戦まで非常に素晴らしい役割を果たしてくれました。

 

当初はカビゴンをさらに意識して格闘Zを持たせていましたが、威嚇が入った状態でも技を2つ当てるだけで1匹ポケモンを落とせるような削りを期待した為、命の珠に安定しました。

 

今大会4/4選出で4回とも後発から投げていました。威嚇を絡めながらであれば不一致4倍物理を耐える耐久が輝いていました。

 

 

ポリゴン2@しんかのきせき

特性 アナライズ

図太い H244 B92 C28 D140(S個体値0)

[191-×-134-129-133-65]

じこさいせい/イカサマ/れいとうビーム/トリックルーム

 

トリックルームの起動要員1。そして今大会で最も場を沸かせてくれたポケモン

トリックルームを使う上でメガメタグロスを意識していたため、メガメタグロスに打点を持てるイカサマポリゴン2を採用しました。

これはカビゴンを意識しての採用でもあり、カビゴンが交代で出てくる場面に合わせて出して、サイドチェンジじゃんけんに勝てば腹太鼓を積んだターンに大きなダメージを与えることができます。

勝戦で選出した際、カプ・レヒレのC1↑水Zを耐えたことにより勝利を決めることができた場面がありました。ミミッキュと悩んで出したのがポリゴン2だったので、この選出は正解でした。

 

今大会1/4の選出で、先発で投げました。ミミッキュの強さに気がついたので選出が控えめになりましたが、1回の選出で結果を出してくれました。本当に強いポケモンだと思いました。

 

 

ランドロス@ヒコウZ

特性 いかく

陽気 AS252 H4

[165-197-110-×-110-157]

まもる/じしん/いわなだれ/そらをとぶ

 

今大会で1度も選出しませんでした。主にバンドリマンダに出すか出さないかの選択肢としての採用だったので、当たらなかった今大会では出番がありませんでした。元々ランドロスを使うのが下手だという理由もあります。

バレルマリルリの並びに対してバレルに撃つためのヒコウZでしたが、ピッピを採用する構築が増えているので、そもそもいらない枠かもしれません。ですが浮いてるポケモンで最優だったのはコイツしかいなかったので、外すかと言われたら微妙なところです。

 

今大会0/4の選出です。バンドリマンダと当たっていれば選出したかもしれません。

 

 

ミミッキュ@ミミッキュZ

特性 ばけのかわ

勇敢 HA252 D4(S個体値0)

[162-156-100-×125-90]

ちょうはつ/じゃれつく/かげうち/トリックルーム

 

 

主に雨PTと当たった際に選出します。この枠はエルフーンアローラキュウコンなど試行錯誤していましたが、最後にミミッキュを採用してようやく安定を見せました。

元々レヒレライボツンデポリ2の基本選出はZ技を不要としていたので、専用Z技がありトリックルームを使えるこのポケモンは構築に非常にマッチしていました。ポリゴン2を基本選出から追い出したポケモンでもあります。

ポリゴン2との役割の違いは、短期決戦かそうでないかの差です。ミミッキュは1度しかトリックルームの使うことができないポケモンだと思っているので、ミミッキュツンデツンデカプ・レヒレで全力で相手のポケモンを落としにかかります。逆に相手もトリックルームに対応できるポケモンが入っていて、2回以降トリックルームを使う必要がある可能性が見えた場合にはポリゴン2を出します。

 

今大会3/4の選出で、全て先発に投げました。決勝戦以外で選出し、Z技が非常に強力だと感じました。威嚇が入ってないPTにしか当たらなかったのが、ミミッキュを遊ばせることができた最大の要因だと思います。

 

 

基本選出

先発 ライボミミッキュ

後発 カプ・レヒレ+ツンデツンデ

 

対雨

先発 ライボルトミミッキュ

後発 カプ・レヒレ+ツンデツンデ

 

対バンドリマンダ

先発 ランドレヒレ

後発 ポリゴン2+ツンデツンデ

 

対リザY(ほぼ無理)

先発 ライボポリ2

後発 ツンデツンデ+カプ・レヒレ

 

メガメタグロス

先発 ライボレヒレ

後発 ポリゴン2+ツンデツンデ

 

 

 

大会内容

 

1回戦目 相手

カプ・コケコ

ゴルダック

ギルガルド

あと何か

 

初戦が一番大事だと思っていたので、緊張しました。初手でゴルダックを落とすことができたので短期決戦を心がけました。ガンガン積みに来る構築だったので、少しでもターンを相手に与えていたら厳しかったかもしれません。

 

 

2回戦 相手

バンギラス

ミロカロス

ミミッキュ

クレセリア

 

カビゴンゴチルゼルを使っていた時からミロカロスには苦手意識があったので、ミロカロスを早期に落とす立ち回りを意識しました。ですが最後急所を引かれたら負ける対面にしてしまったのが心臓に悪かったのが印象的で、一番危なかった試合かもしれません。

 

 

準決勝 相手

ハッサム

カプ・コケコ

ラグラージ

ぺリッパー

 

ナットレイが入っていない雨だったので、ワンチャンあると思いました。ハッサムを初手で落とせたので3ターンで終わりましたが、ハッサムをもっと大事に扱われていたら結果は逆だったかもしれません。

 

 

勝戦相手

カプ・レヒレ

クレセリア

カビゴン

ランドロス

 

某有名強者様との対戦でした。

自分の構築が苦手なトップ2がナットレイメガリザードンYクレセリアの並びだったのですが、メガリザードンYが選出されてなくて勝ちを拾うことができました。

初手のレヒレを温存するような守るから次のターンの交代を読むことができたので、交代読みトリックでカビゴンが腐ったのが勝因の1つです。ユーザーに名が広まるようなポケモンプレイヤーは、最後の最後まで勝ち筋を残すことができるプレイヤーだと思っています。それが最後の場面の水Zレヒレとポリゴン2の対面に表れたと思いました。

ダメージ計算をしていなかったので耐えるか非常にヒヤヒヤしましたし、耐えてトリックルームをした後もジャイロボールのPPが残り2だったので負け筋は最後までありました。

マッチ戦だとどうなるか分からないのと、諸事情によりダブルフラットで対戦したことによって持ち時間が伸び、2ターンほど非常に長く考え込んでしまったのでそこが反省点です。

 

 

4戦の中で対戦した方々、本当にありがとうございました。どれも非常に楽しい試合でした。

 

 

 

 

今大会優勝したことで、7月に開催される優勝のみが参加できる大会への権利を得ることができましたが、リアルが忙しいので参加できるかわかりません。

ですが、参加する際には優勝者として恥ずかしくない試合をしたいと思います。

 

 

改めて今日は楽しかったです。限定Tシャツ大事にします。

それでは|・x・)ノシ


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【プリティプリマ】オクタン+モロバレル 構築【最終1748】

 

ポリゴンZが拉致されて

腹筋ボコボコにZ技食らって

シャンデラのHPが点滅すると

あと3手で力尽き果てる

タスキ持ったカミツルギゎ倒せねぇし

トリルゎ苦しいし

プリティプリマ最後の1戦ゎ10分以上にわたり

絶対に抜かれるはずないモロバレルコータスに倒される

そんなのありえない!

残されたオクタンが犯される

マヂ苦しい

トドン合わされて死にそう

 

 

 

 

 

という訳でプリティプリマ構築です。

 

 

 

 


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ブニャットきあいのタスキ

特性 あついしぼう

陽気 AS252 H4

[147-137-84-×-79-180]

ねこだまし おんがえし はたきおとす ふいうち

 

ポリゴンZ@ノーマルZ

特性 てきおうりょく

臆病 CS252 D4

[160-×-90-187-96-156]

まもる トライアタック シャドーボール テクスチャー

 

アグノムこだわりスカーフ

特性 ふゆう

控えめ CS252

[151-×-90-194-90-167]

10まんボルト サイコキネシス かえんほうしゃ だいもんじ

 

モロバレルゴツゴツメット

特性 さいせいりょく

生意気 H228 B156 D124

[218-×-110-105-127-31]

まもる ギガドレイン いかりのこな キノコのほうし

 

オクタン@たべのこし

特性 ムラっけ

控えめ H204 B116 C164 D20 S4

[176-×-110-160-98-66]

まもる ねっとう かえんほうしゃ しおふき

 

シャンデラぼうじんゴーグル

特性 もらいび

控えめ H252 B76 C118 D4 S60

[167-×-120-198-111-108]

まもる ねっぷう シャドーボール おにび

 

 

 

 

① この構築に辿り着いた理由

 

まず第一にこの構築はアグノムからはスタートしました。プリティプリマの第一印象として、数が多いのはカミツルギドリュウズだと思い、その2体に上から炎技を撃てるポケモンが欲しかったからです。

そしてその後に、主軸としてのコンセプトにテクスチャーZポリゴンZが、高速猫騙し枠としてブニャットが入り、その後自然にモロバレルが入りました。

ここで、コータスキレイハナorワタッコという構築を対策しないといけなかったので、ぼうじんゴーグル持ちのシャンデラが入りました。実際シャンデラコータス入りの構築に大きな圧力をかけてくれました。コータスカミツルギシャンデラコータスのようなすくみ関係がこのプリティプリマ環境にはあると思います。

そして最後、本来はマリルリを予定していましたが、全体技+ムラっけというポケモンがプリティプリマ環境でどう考えても弱いわけ無いと思ったので、オクタンが入りました。カミツルギがトップを取る環境ではやはり動きにくいですが、逆に入っていない構築であればオクタンが暴れてくれるので、そこはとても強かったです。

 

 

② 構築の動かし方

 

構築の動かし方としては、ポリゴンZでテクスチャーZを積むかオクタンでしおふきを通していくかの2パターンに分かれます。

それらを通していくためにはブニャットと並べて猫騙しと同時に展開したり、モロバレルの怒りの粉と合わせて展開していくのが一番の方法でしょう。

対トリルは基本的にオクタンから選出を組み立て、相手がトリルを使わずポリゴンZで容易に積みやすそうなPTであれば、ポリゴンZから組み立てていきます。

 

ポリゴンZを使う際、プリティプリマの環境は主にカミツルギの聖なる剣とルチャブルの格闘技、もしくはZ技ではないとポリゴンZを1発で落とすというのが難しいので、それにさえ気をつけていれば等倍程度ならBDアップと合わせてある程度余裕を持って耐えてくれます。ヤミカラスの黒い霧搭載はSDで試運転時に気がついたので、ヤミカラスの入っているPTにはポリゴンZを出さない、もしくは† Brakeneck Blitz †にZクリスタルを使うなど、気をつけていました。

 

オクタンを使う際は、基本的にモロバレルと並べていました。カミツルギロトムがいる構築以外は基本的に水を通せるので、オクタンで勝ちを得ることが多くありました。

加えて特性のムラっけが非常に強力で、モロバレルと並べて能力の上げ下げの回数を増やしながら戦えました。Cが上がったりSが上がったりと、オクタンが長く場に残れば有利な効を引ける可能性は高くなるので、無限の勝ち筋を残せるポケモンでもありました。構築自体がカミツルギが重いので立ち回りは気をつけなければいけませんでしたが、プリティプリマ環境で非常に強いポケモンだと思いました。

 

 

 

 

③ キツかった相手

 

カミツルギ

 

キツキツのキツ。ポリゴンZとオクタンが一発で落とされてしまうので、基本的に倒すことが難しいです。主に倒す方法としては下に限られました。

 

アグノムが上から殴る

シャンデラが削れていない状態で熱風を当てる

ポリゴンZで事前にテクスチャーZを積む

④ 相手のトリルを利用してオクタンが火炎放射を撃つ

 

どの場面も不安定な要素が多く、相手のミスを突いてカミツルギを処理しなくてはいけませんでした。

モロバレルカミツルギの攻撃を吸えないことも痛く、ボックスを固定する前にパチリスに変えようかと考えましたが、モロバレルの強さを取る方を優先したので、どうにもできませんでした。

負けの内9割はカミツルギが入った構築にやられました😭

1度当たった身代わりカミツルギは相手にしていて最強のポケモンだと思いました。

 

 

 

 

 

アローラベトベトンアローラガラガラなど、流行りそうだと言われていたポケモンに関しては特に問題ありませんでした。

アローラベトベトンモロバレルを置けばとりあえずは殴る暇ができます。オクタンやポリゴンZに抜群を取れるわけではないので、選出されてもシャンデラを選出しなかったり、対面させたりしなければあまり脅威ではありませんでした。

アローラガラガラはオクタンがアホみたいに有利取れたので問題ありませんでした。そもそも個体数がそこまで多くなかったような気がします。

 

 

 

 

最終レートは結果が出次第更新します。

 

それではノシノシ

 

 

 

 

 


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6/30追記

 

 

 

163位と順位は全く高くありませんでした。

何故かオルタの時と似たような感覚で参加していたので(もちろん45戦に増えてることは知っていましたが)、一位がここまで1900に近くなるとは思っていませんでした。

 

 

今後ダブルの面白い制限大会が発表されたら、この順位を参考にして潜っていきたいです。

【S3全国ダブル】ビビリだまカプテテフ+ガルガモスクレセ【最高レート1980】

 

 

 

やっはろー(=゜ω゜)ノ!

みやながです。

S3が終わりちらほら構築記事が出始めたので自分も更新します。

 

自己最高レートを50近く更新したのでとても嬉しく思います。

 

それでは構築紹介へ。

 

 

 


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ウルガモス@ホノオZ

特性 ほのおのからだ

控えめ CS252 H4

[161-×-85-205-125-152]

まもる だいもんじ むしのさざめき ちょうのまい

 

ガルーラ@ガルーラナイト

特性 せいしんりょく→おやこあい

意地っ張り H20 A228 B60 D4 S196

メガ前

[183-158-108-×-101-135]

メガ後

[183-191-128-×-121-145]

ねこだまし すてみタックル けたぐり ふいうち

 

カプ・テテフ@ビビリだま

特性 サイコメーカー

控えめ H28 B12 C212 D4 S252

[149-×-97-194-136-147]

まもる サイコキネシス ムーンフォース きあいだま

 

ランドロスとつげきチョッキ

特性 いかく

穏やか H244 B68 C92 D84 S20

[195-148-68-137-122-114]

いわなだれ だいちのちから めざ氷 ヘドロばくだん

 

スイクン@オボンのみ

特性 プレッシャー

穏やか H196 C140 D32 S140

[200-×-135-128-151-123](D個体値28)

 

クレセリアエスパーZ

特性 ふゆう

図太い H228 B100 C148 D4 S28

[224-×-168-114-151-109]

めいそう サイコキネシス れいとうビーム つきのひかり

 

 

 

 

① この構築にたどり着いた理由

 

 まず第一に、この構築はメガガルーラウルガモスorクレセリアで変化技を積みながら勝ちたいという目的からスタートしました。

 瞑想クレセリアは徐々に個体数を増やしていますが、まだ爆発的に多いというわけでもなかったので、今使えばとても強力だと思ったので採用。

 ウルガモスは元々シングル用の動画を見ていて、ちょうのまい後のホノオZはとても強力だと思ったので採用しました。

 残りの3枠は最初にカプ・テテフが入ってきました。ビビリだまを持ったカプ・テテフというのは前から興味があって、今回試験的に採用しましたが、とても良い働きをしてくれました。

 この時点でランドロスというポケモンに対して、この構築が表面上薄くして(技が通りやすいという意味で)初手に誘って来れるようにしたかったのですが、薄すぎるのもダメなので

残りにスイクンと型のズレたランドロスが入ってきました。

 特にスイクンは、クレセリアが安定して瞑想を積むのを邪魔してくるギルガルドや、眼鏡持ちのカプ・レヒレのCを下げるバークアウトが強力で、選出率はとても高かったです。

 特殊ランドロスは当初バンドリマンダに対してあらゆるポケモンに打点を持つポケモンとして採用しましたが、Sが遅すぎるのが動きづらく、どうしても威嚇が欲しい場面や相手にカプ・コケコがいた場合などの電気タイプに対して後投げできるような駒としての選出が主となりました。

 全体的に無駄のあるポケモンはいなかったという印象で、レートを伸ばすことができたのも運の面だけでは無い部分もあった構築だったと思った構築でした。

 

 

 ② この構築の勝ちパターン

 

 もちろんのこと、この構築はウルガモスorクレセリアで積み技を使い詰ますことを目的としています。

 ランドロスの数の多さからウルガモスの選出はやや低くなったので、クレセリアで瞑想を積むことがこの構築の一番の勝ちパターンとなりました。

 特殊アタッカーと呼ばれるポケモン、主にカプ・レヒレや苦手なヒードラン、加えてギルガルドまでメガガルーラスイクンと合わせて瞑想を積みに行きます。

 それらの取り巻きにいる相手のメガガルーラは、こちらのクレセリアをどうダメージを抑えながら突破するかが鍵となりました。

 こちらのPTでメガガルーラを突破できるのはメガガルーラか、良くてカプ・テテフクレセリアエスパーZを早めに撃つくらいなので、対ガルーラスタンに対しては一ターンの立ち回りをよく考えて動かしました。

 ウルガモスを選出するパターンは、相手がリザY軸を使っている時に晴れにタダ乗りしたり、ラッキーで小さくなるを積む構築もチラホラ見えたので、Z技の必中が便利に扱える時に選出しました。

 ただし何行か前にも書きましたが、ランドロスの存在がとても厄介で、テテフの影響からか最速スカーフランドロスも個体数が増えていると感じたので、1舞だけではランドロスの前で動かす場合に不安が残ります。そのため、Z技を持っていようがクレセリアウルガモスの同時選出というのもよくありました。

 その他型通りではない選出もありましたが、主にこういった選出で潜っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回1980という数値を更新してとても満足しています。

 ですが、今後ポケモンに時間を割いている暇が少なくなりそうなので、レートに潜ることはあれどこういった数値をもう一度出すというのは無いと思います。

 

 

 シーズン序盤、中盤と高レート帯でマッチングした数々の強者様対戦ありがとうございました。

 みゃーながという頭のおかしいプレイヤーがポケモンをやっていたという事実を頭の隅で覚えていてくだされば幸いです。

 

 

それでは、今回はこの辺で。

 

ノシノシ

 

最高レート画像↓↓↓
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